Edit Takenori Okuno
Photo Shiho Mori
Illustration Yoshiyuki Okada
Media ほぼ日刊イトイ新聞(株式会社ほぼ日)
パンッとカウンターを挟んで
目の前に座ったその人が、
今はどういうものに
どれくらいの熱量を持っていて、
どんな状況にいるのかということを
できるだけ敏感に感じ取れる
人間でありたい。
その人に対して、
私の引き出しのどこが開くだろうかと
常に準備しながら、
自分だけで補いきれないときは、
答えはあのレコードのなかにあるかもとか、
「(隣に座る)この人にパスを出せば、
欲しがっている情報に
タッチできるんじゃないか」とか。